[作詞]終焉

終焉

 

この灰は どこまでも どこまでも 黒い

爪先から 肩も胸も 鼻先も

敷石の レンガ積みの 正しく並んだ

この町を すべて均していく灰だ

 

この潮は どこまでも どこまでも 黒い

爪先から 肩も胸も 鼻先も

白壁の タイル貼りの 灯台見守る

我が湊 すべて溶かしていく潮だ

 

我らはどこへ帰るのか

巨きなものへ帰るのか

表題は、先日の陛下のお言葉や真田丸のタイトルから。

実験的に七五調を外す意識をしてみた。