やる気を起こす

学生さんにやる気になってもらうためには、どうしたらいいか。

大きく分けて、2つ答えが思い浮かぶ。

ひとつは、背中を見せる、ということ。

もう一つは、習慣をつくる、ということ。

 

偉大な人物にシビれ、ああなりたいと思う、感染する力は強い。

大学というのは、本来はこういう感染をするために教室という場を共有するものなのだと思う。

ただ、この感染させる力、カリスマ性というのは誰でも持てるものではない。

 

そこで、次善の策として、習慣をつくる、という方法が出てくる。

感染して、自発的にカリスマのマネをする方法の代わりに

一般的に正しいとされる方法を定形化・マニュアル化して呈示するというものだ。

 

人格と切り離された方法の呈示になるから、

マニュアルを現実に実践してもらう行動を起こすのに苦労があるが、

再現可能な方法論を細分化して呈示するというのは、

カリスマでなくてもできる方法だ。

 

当面は、こうした方法論、ライフハックを収集し、文字化する作業にも取り組むことになる。